輪島塗の値段はなぜ高い?安く購入する方法4選

輪島塗の値段はなぜ高い?安く購入する方法4選

高級漆器の1つとして名高い輪島塗は、贈答品や嫁入り道具、高級料亭などの特別な場面で使われるイメージが強いかもしれません。

気軽に使うことなどできないと思われがちな輪島塗ですが、実は普段使いにも耐えられる頑丈さを持ち合わせており、長く使うほどに深みが増す生活の道具でもあります。

「輪島塗は高くて手が出ない」「一度でいいから使ってみたい」という方のために、この記事では輪島塗の値段の秘密や安く購入できるおすすめの方法を紹介します

納得のいく値段で輪島塗を手に入れ、その品質の高さと使い勝手の良さをぜひ確かめてみてください。

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輪島塗とはどんなもの?定義や産地について

輪島塗は石川県輪島市で生産される漆器で、「日本三大漆器」の1つです

沈金(ちんきん)や蒔絵(まきえ)と呼ばれる美しい装飾や、表面のしっとりとした光沢、それでいて日々の使用にも耐えられる頑丈さも持ち合わせる輪島塗は「堅牢優美(けんろうゆうび)」と称えられ、多くの方に愛用されています。

そんな輪島塗の品質を保つために、使用する技術・技法、原材料について以下のような厳しい基準が定められています

技術・技法

下地造りは、次の技術又は技法によること。
(1)
木地に生漆を塗付した後、「着せもの漆」を塗付した麻又は寒冷紗を用いて「布着せ」をすること。
(2)
生漆に米のり及び「輪島地の粉」を混ぜ合わせたものを塗付しては研ぎをすることを繰り返すこと。


上塗は、精製漆を用いて「花塗」又は「ろいろ塗」をすること。


加飾をする場合には、沈金又は蒔絵によること。


木地造りは、次のいずれかによること。
(1)
挽き物にあっては、ろくろ台及びろくろがんなを用いて成形すること。
(2)
板物又は曲げ物にあっては、「こくそ漆」を用いて成形すること。

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原材料

漆は、天然漆とすること。


木地は、ヒバ、ケヤキ、カツラ若しくはホオ又はこれらと同等の材質を有する用材とすること。

引用:伝統芸能 青山スクエア|輪島塗 告示

輪島塗の値段が他の漆器よりも高い理由

輪島塗は、一般的な漆器に比べて値段が高い傾向にあります。

お箸ひとつとっても、製品によっては5万円ほどの値が付く場合もあり、なぜこのように高価になるのかと不思議に思う方もいるでしょう。

それには次の4つの理由が挙げられます

  • 製作に124と非常に多くの工程が必要
  • すべて職人の手作業で製作されている
  • 製作期間が半年以上と長くかかる
  • 素材が天然で合成樹脂を使用していない

製作に124と非常に多くの工程が必要

1つ目の理由は製作工程の多さです

輪島塗は非常に多くの工程を経て作られており、その数なんと124工程。

気の遠くなるほどの細かな職人技が重ねられるため、値段が高くなる傾向にあります。

すべて職人の手作業で製作されている

2つ目の理由は手作業の多さです

輪島塗の製作工程にはそれぞれに専門の職人が存在し、全てを職人の手作業によって仕上げていきます。

それゆえに多くの労力が必要となり、1点1点の価格が高くなるというわけです。

製作期間が半年以上と長くかかる

3つ目の理由は、製作に半年以上もの時間がかかることです

吸い付くような光沢と壊れにくい頑丈さを実現するために、輪島塗の製作には全部で100回ほど漆を塗る工程を重ねます。

漆を1回乾かすだけでも1日以上の時間がかかるため、合計すると半年以上もの長い時間を要すことになり、大量生産ができないために値段が高くなるのです。

素材が天然で合成樹脂を使用していない

4つ目の理由は、天然の素材を使用することです

大量生産で出回る漆器の中には合成樹脂(プラスチック)を使用した安価な製品もありますが、輪島塗では漆は天然漆、木地はヒバやケヤキ、カツラ、ホオなどの木を使用することが指定されています。

1つ1つの材料に高いこだわりがあるのも、輪島塗が高価である理由の1つです。

輪島塗もピンキリ!値段に違いが生じる理由

輪島塗は総じて高価であるとはいえ、商品によって値段に違いがあります。

例えば2万円前後のお椀がある一方で、385万円の値が付けられたお椀もあるといった具合です。

なぜこのような値段の違いが生じるのか、次の4つの視点から解説します

  • 沈金・蒔絵などの装飾が豪華
  • 人間国宝など有名な作家が製作
  • 家具や置物などサイズが大きい
  • 漆や木地の品質が良い

沈金・蒔絵などの装飾が豪華

「沈金(ちんきん)」と「蒔絵(まきえ)」と呼ばれる豪華な装飾が施されている輪島塗ほど高価になる傾向があります。

沈金は漆器の表面に彫り入れた細かな溝に金粉などを押し込んで文様を描く技法。

蒔絵は、漆器の表面に漆で描いた文様に金箔や螺鈿(貝の内側の真珠色に輝く膜)を蒔いて装飾を行う技法です。

どちらも大変な手間と時間がかかる装飾のため、無地の輪島塗と比較すると高価になります

人間国宝など有名な作家が製作

輪島塗の職人の中でも、人間国宝などの有名な作家が作ったものは特に高価です

例えば人間国宝の前史雄(まえ ふみお)さんの作品である平棗(ひらなつめ:茶葉を入れる容器)は、直径86cm、高さ8cmの小さなサイズでありながら2,475,000円の値が付いています。

輪島塗の一般的な棗が5~8万円ほどであることを考えると、輪島塗の有名作家の作品は非常に高価であることが分かります。

家具や置物などサイズが大きい

輪島塗の中でも、家具や置物といった大きなサイズのものは値が張る傾向にあります

サイズが大きい分、使用する木地や漆の量が多く、製作にかかる時間も長くなるためです。

豪華な装飾が施された家具となれば数百万円はくだらないものも多く、輪島塗が放つ存在感に負けずとも劣らない値段設定になっています。

漆や木地の品質が良い

同じ輪島塗の中でも、漆や木地の品質が高い製品ほど高価になる場合があります

木地がいかに高品質で変形のしにくい丈夫な素材か、あるいは漆の精製工程がいかに高い技術で行われているかによって製品の品質に差が生じ、それが価格となってあらわれるのです。

輪島塗の種類ごとの値段の平均相場

輪島塗は、お椀やおちょこなどの食器からアクセサリーや花瓶などの日用品に至るまで、さまざまな種類が展開されています。

品質や装飾、大きさによって値段は様々であるものの、種類ごとの大まかな平均相場をまとめましたので、購入を検討する際にぜひ参考にしてください。

種類 平均相場
1,500~5,000円
汁椀 20,000~30,000円
お盆 10,000~15,000円
おちょこ 13,000~15,000円
重箱 120,000~200,000円
アクセサリー 10,000~17,000円
花瓶 20,000~40,000円

輪島塗を安く買うなら|おすすめの方法4選

輪島塗を生活に取り入れたいけれど、値段の面で手が出ない。
そんな方におすすめなのが、次の4つの購入方法です

それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるため、ご自身の希望や優先度に合わせて検討してみてください。

方法 品質 手間 価格
輪島塗の工房直売や通販で購入
輪島塗のアウトレット品を購入
フリマアプリやオークションサイトで購入
輪島塗のレンタルやサブスクを利用する

輪島塗の工房直売や通販で購入

1つ目のおすすめは、輪島塗の工房直売や通販で購入する方法です

輪島塗は百貨店や高級食器店などで販売しているイメージがあるかもしれませんが、工房が運営する直売所や通販サイトでも気軽に購入することができます。

メリット ①確かな品質の輪島塗を購入できる
②のし等をつけることで贈答品にも使用可能
デメリット ①商品のバリエーションが少ない場合がある
②輪島市の工房まで行く必要がある
③通販の場合は実物を見て購入できない

メリット①確かな品質の輪島塗を購入できる

工房の直売所や通販で購入するメリットの1つは、確かな品質の輪島塗を購入できる点です。

世の中には「輪島塗」と銘打ちながら品質の伴わない粗悪品も出回っており、値段が安いという理由だけで購入すると、偽物を掴まされる可能性もあります。

その点、工房が運営する直売所や通販であれば、自ら製作した輪島塗を提供するわけですから品質は確か。

安心して本物を購入することができます

メリット②のし等をつけることで贈答品にも使用可能

直売所でお得に購入したといっても品質は十分ですから、のしやラッピングをしてもらえば贈答品としても全く問題なく使用することができます

値段のハードルが下がる分、よりグレードの高い輪島塗をプレゼントすることもできるかもしれません。

のしやラッピングの取り扱いはお店によって異なりますので、確認の上でぜひ利用してみてください。

デメリット①商品のバリエーションが少ない場合がある

工房の直売所や通販のデメリットとしては、商品のバリエーションが少ない可能性がある点が挙げられます

自らの工房で作っている製品を販売する形のため、百貨店のようにさまざまなメーカーを集めてきて取り扱うわけではないからです。

取り扱い商品の中に好みのものがあればベストですが、気に入るものが見つからない場合は別の直売所もチェックしてみる必要があります。

デメリット②輪島市の工房まで行く必要がある

工房の直売店で購入する場合は、その場所まで行く必要があることもデメリットの1つでしょう。

輪島塗は石川県輪島市で作られる漆器のため、直売店は輪島市に集中しています。

遠方で工房に行くのが難しい場合は、通販サイトのある工房をチェックするのがおすすめです

デメリット③通販の場合は実物を見て購入できない

工房の通販を利用する場合は、実物が見られない点もデメリットといえるでしょう。

品質が約束されているとはいっても、好みの色や柄、形は人ぞれぞれです。

画面で見て素敵だと思った製品でも、いざ手元に届いてみると想像した色と違ったり、手に持ったときに違和感があったりすることもあるかもしれません。

想像と実物の差が心配なときには、実物が確認できるお店で購入することを優先しましょう

輪島塗のアウトレット品を購入

2つ目のおすすめは、輪島塗のアウトレット品を購入する方法です

本物の輪島塗であることは確かなものの、デザインが古くなったり、セットの中身が全て揃っていなかったり、素人では気付かないような小さな傷が付いていたりするものなどがアウトレット品として出回っています。

日常使いには問題ない品質のため、一点ものを探すような感覚で楽しむのもいいでしょう。

メリット ①通常価格の半額程度で購入できる場合がある
デメリット ①B級品のため商品の品質が低い
②輪島市の工房や朝市まで行く必要がある

メリット①通常価格の半額程度で購入できる場合がある

輪島塗のアウトレット品を購入する最大のメリットは、かなり安い値段で買える可能性があることです

中には通常価格の半額ほどまで値が下がっている場合もあり、運よく見つけられた方はかなりの幸運といっていいでしょう。

たくさんのアウトレット品の中から、お気に入りの1つを見つけ出してみてください。

デメリット①B級品のため商品の品質が低い

アウトレット品のデメリットは、ごく一部に品質が低いものが混じっていることです

デザインが古くなっていたり、セットが全て揃っていなかったりするだけなら問題ありませんが、傷や色ムラがあるような場合は注意が必要です。

その傷がどうしても気になるときは購入を見送り、納得のいくものが見つかるまで探しましょう。

デメリット②輪島市の工房や朝市付近まで行く必要がある

輪島市の工房でアウトレット品を探す場合は、現地まで行かなくてはならないこともデメリットの1つです。

輪島市の人気スポット「輪島朝市」の周辺にもアウトレット品を取り扱うお店があり、観光がてら見て周ることも可能ですが、遠方の方はすぐに足を運べない場合もあるでしょう。

今すぐに購入したいという場合には不向きの方法かもしれません

フリマアプリやオークションサイトで購入

3つ目のおすすめは、フリマアプリやオークションサイトで購入する方法です

出品者は確実に売れる値段を付けることから、通常の販売店では見られないような驚きの低価格で入手できることもあるでしょう。

メリット ①掘り出し物が見つかる可能性
デメリット ①偽物の可能性がある
②中古品の場合がほとんど
③出品者とやりとりする手間が発生

メリット①掘り出し物が見つかる可能性

フリマアプリやオークションサイトのメリットは、店頭ではなかなか見られない掘り出し物と出会える可能性があることです

どこかのお宅で新品のまま眠っていた高品質の輪島塗が出回っていたり、輪島塗にあまり詳しくない方が破格の値段で出品してしていたりするかもしれません。

希望の種類やデザインが低価格で見つかれば気分も高揚するでしょう。

デメリット①偽物の可能性がある

フリマアプリやオークションサイトでは、輪島塗の偽物が出回っていることもあるため注意が必要です

故意に偽物が出品されているのであれば悪質ですが、個人の利用が多いサイトの場合は、出品者も偽物だとは知らずに取引をしている可能性があります。

本物の輪島塗だと確信が持てる場合にのみ購入するようにしましょう。

デメリット②中古品の場合がほとんど

フリマアプリやオークションサイトで買える製品はほとんどが中古品のため、新品、もしくは新品同様の美しさを求める方には不向きかもしれません

「美品」や「良品」と記載されていても、その評価はあくまで出品者の主観によるものです。

どうしてもぬぐえない使用感が出ている場合もあり、品質が約束されるものでないことを想定しておく必要があるでしょう。

デメリット③出品者とやりとりする手間が発生

個人間の取引が多いフリマアプリでは、出品者とのやりとりに手間を感じるというデメリットもあります

問い合わせに対して迅速に対応してくれる出品者が多い一方で、出品自体が不慣れで対応に時間がかかったり、連絡がとれなくなったりする出品者もいることは事実です。

フリマアプリやオークションサイト特有の注意点を事前に確認してから取引をするようにしましょう。

輪島塗のレンタルやサブスクを利用する

4つ目のおすすめは、輪島塗のレンタルやサブスクを利用する方法です

輪島塗を購入するよりもずっと安価にお試しができるため、「輪島塗は値段の高さがネックで手が出ない」「使い勝手を確かめてから本格的に購入したい」という方に向いているサービスでしょう。

メリット ①月額数千円で高級輪島塗を使用できる
②気に入らなければ返却可能
デメリット ①食器の種類が少ない
②レンタル可能数に上限がある
③中古品の場合がある

メリット①月額数千円で高級輪島塗を使用できる

レンタルやサブスクのメリットは、月額数千円という低価格で使い勝手を確認できることです

輪島塗は自分で購入すると数万~数十万円かかるため、「ちょっと試したい」「来月の食事会の時だけ使いたい」という気軽なトライアルができないのが実情です。

そんな輪島塗が手の届く値段で使用できるのは、レンタルやサブスクの大きなメリットといえます。

メリット②気に入らなければ返却可能

レンタルした輪島塗が気に入らなかった場合、当月の使用料だけを支払って、その後は返却できることもメリットです。

本当に使いやすいのか、自分の食卓に合うのか、お手入れがしやすいのかなど、食器は実際に使ってみなければ分からないことが多いものです。

レンタルによって輪島塗自体を試せることはもちろん、数種類の輪島塗を比べられることも、その後の食器選びの貴重なヒントになります。

一度レンタルして気に入らなければ返却し、また別の物を借りて比較してみるのはいかがでしょうか

デメリット①食器の種類が少ない

レンタルやサブスクは、選べる食器の数が少ないというデメリットを抱えている場合もあります。

せっかく輪島塗を試したいと思っても、好みのデザインが無かったり、比較検討できる製品が無かったりするとレンタル自体を尻込みしてしまうかもしれません。

レンタルやサブスクを利用するときは、たくさんの種類から選べるサービスを探す必要があるでしょう

デメリット②レンタル可能数に上限がある

レンタルやサブスクサービスの中には、限られた個数しかレンタルできない場合もあるため、希望する使用方法によっては注意が必要です。

いくつかの種類を同時並行で使ってみたい、同じ形の色違いを比較したいなど、複数をレンタルしたい時には、そのレンタル方法が可能なサービスを選ぶようにしましょう

デメリット③ 中古品の場合がある

食器のレンタル・サブスクには、中古品が使用されている場合があるのもデメリットの1つです。

もちろん清潔に洗浄処理されていますが、以前の使用者が付けた傷や使用感が残っていることもあり、食器本来の佇まいを確認できない可能性があります。

せっかく輪島塗を試すのであれば、新品が手元に届くサービスを利用するのがいいでしょう

レンタルのデメリットを改善した当社のレンタルサービス「LIFT」

和食器レンタルサービスのLIFTは、食器のレンタル・サブスクにおけるデメリットを改善した画期的なサービスです。

輪島塗や九谷焼、江戸切子などの様々なブランドの和食器を取り揃えており、輪島塗では色違いも含めた全19種類という豊富なラインナップから好みのものを選べます

レンタル数に上限はなく、好きなものを好きなだけレンタルして使い比べることも可能です

製品はすべて新品で用意しているため、傷や擦れなどの使用感のない状態で楽しめるのはもちろん、衛生面の心配も一切必要ありません。

レンタルを5か月継続いただいた方には、その製品を無料で差し上げるサービスも実施しています。新品で購入するよりも、5か月間のレンタル費用の方がお手頃なのも嬉しいポイントです。

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【注意】本物の輪島塗の見分け方

和食器レンタルサービスのLIFTでは本物の輪島塗をご提供していますが、一般的に輪島塗として販売されているものの中には、材料や技法の規定に則っていない偽物も流通しています。

本物の輪島塗には次の3つの特徴がありますので、購入予定の製品に不安がある場合はチェックしてみることをおすすめします

本物の輪島塗は……

  • 値段が相場の範囲内
  • 電子レンジや食洗機が使用できない
  • 水に沈めると浮かない(合成樹脂は浮く)

これらを確認しても不安が残る場合は、お店の人に本物かどうかを確かめてみるのがいいでしょう。説明が不明瞭だったり、よく分からないと言われたりする場合は、別の製品を探すのが賢明です。

輪島塗の値段に関するよくある質問

輪島塗の値段についてよくある質問の中から、代表的なものをいくつか紹介します。

山中漆器(山中塗)と値段が違うのはなぜ?

石川県には、輪島市で生産される輪島塗の他に、加賀市の山中温泉周辺で作られる山中漆器(山中塗)という漆器があります。

何度も漆を重ねる輪島塗はしっとりとした光沢がある一方で、山中漆器の漆は薄く、木地の質感が浮かび上がる味わい深い仕上がりになっています。

どちらも高品質なものに変わりはありませんが、使用する漆の量や漆塗りの工程数の差、贈答品としての販売が多いか普段使い用としての販売が多いかといった販売経路の違いなどによって、値段の差が生まれています

一番高い輪島塗はどれ?

一番高い輪島塗は、「総輪島塗りの虎」と呼ばれる置物だといわれており、値段は17,600,000円です

今にも動き出しそうな獰猛な虎が、体長185cm×高さ74cm×幅40cmという大きなサイズ感で表現されています。

一番安い輪島塗はどれ?

フリマサイトを始めとした様々な販売経路で独自の価格設定がなされているため、一番安い輪島塗を特定することはできません。

ストラップなど、輪島塗を一部のパーツに使用した小さなアイテムが安価になる傾向にあります

輪島塗を普段使いするならどれがおすすめ?価格帯は?

輪島塗を普段使いするなら、お椀から取り入れてみるのがおすすめです

味噌汁やスープなどの汁ものを入れたり、ごはんを盛り付けたりと、毎日の食事に使い勝手がよく、熱を通しにくいため熱いものでも安心して持つことができます。

丈夫で軽く、手にしっくりと馴染む感触を楽しんでみてください。

輪島塗を納得のいく値段で手に入れよう

多くの工程と職人の手作業、こだわりの材料で作られる輪島塗は、どうしても高価になる傾向があります。

一見手が届かないようにも思える輪島塗。

それでも購入方法さえ工夫すれば、高品質なものを手の届く値段で手に入れることができますよ

工房の直売店やアウトレット品、そしてLIFTのようなレンタルサービスなどの中から利用しやすい方法を活用し、納得のいく値段でお好みの輪島塗を試してみてはいかがでしょうか。

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