和食器が好きな方なら、一度は試してみたい漆器。
光沢ある美しい見た目に惹かれるものの「お手入れが難しいのでは?」「どうやって普段使いするの?」と思う方もいるでしょう。
こちらの記事では、日常使いにぴったりな漆器や、漆器の有名ブランド9選を解説するとともに、カンタンなお手入れ方法もご紹介します。
ぜひこの機会に、お気に入りの漆器を見つけてくださいね。
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漆器とは?普段使いのメリットとデメリットを簡単に解説
ここでは、漆器を普段使いするメリットとデメリットを解説します。
【メリット】
- 軽く割れにくい
- 断熱性が高い
- 抗菌効果がある
- 手触りが良い
- 長く使用すると風合いが変化する
- 食器洗い乾燥機が使用できない
- 直射日光に弱い
- 乾やと水気に弱い
- ナイフやフォークで傷つきやすい
漆器の土台には木を使用しているため、軽く丈夫で持ち運びがしやすく、力が弱い方でも安心して使用できます。
陶磁器は、誤って落とすと割れる可能性が高いですが、漆器は落としても割れにくいため、普段使いにも安心です。
漆器は直射日光と乾燥に弱く、日差しの強い窓際に置いたり、食洗器に入れることはできません。
また水気にも弱いため、使用後は軽く水分をふき取り、陰干しする必要があります。
漆器の有名ブランド|日本三大漆器と四大漆器
ここでは、漆器の有名ブランドである「日本三大漆器」と「日本四大漆器」について解説します。
- 山中塗・輪島塗 (石川県)
- 会津塗 (福島県)
- 紀州漆器 (和歌山県)
- 山中塗・輪島塗 (石川県)
- 会津塗 (福島県)
- 紀州漆器 (和歌山県)
- 越前漆器 (福井県)
「日本四大漆器」は、日本三大漆器に越前漆器を加えたものを指します。
しかし、日本三大漆器や四大漆器は、漆器の新たな商品を開発したり、現代にあわせた使い方を提案するなどして、外国産にはない漆器の魅力を発信し続けています。
私たちの食卓は、漆器産地のたゆまぬ努力によって、美しく彩られているのです。
普段使いや日常使いにおすすめの漆器の種類9選
こちらでは、普段使いや日常使いにおすすめの漆器について、産地ごとに解説します。
輪島塗|美しい光沢と柔らかな手触りで食卓を華やかに彩りたい方におすすめ
輪島塗は「塗りの輪島」と呼ばれるほど美しい漆の光沢と、華麗な加飾が特徴です。
また、丈夫で長持ちするため、普段使いにおすすめです。
木地を固めて磨き上げ、布をかぶせ下地をつくり、輪島地の粉を漆に混ぜて、幾度も塗り上げる…という100以上の工程をふんで、やっと1つの漆器が完成します。そのため塗りが堅牢で長持ちし、正しく使えば、時代を超えて長く受け継ぐことができます。
日常をより華やかに彩る見事な光沢の汁椀や、見た目に美しいぐい呑みがおすすめです。
参考記事:自分用の輪島塗漆器|普段使いや日常使いにおすすめは?
山中塗|素朴な木目で自然な風合いと頑丈さを求める方におすすめ
山中塗りは、木目の風合いを活かした自然な表情が魅力的な漆器で、乾燥による歪みが出にくく、普段使いにぴったりです。
「木地の山中」の名の通り、木目の美しさが魅力的な漆器で、木が育つ方向に器の形をつくる縦木取り(たてきどり)という手法によって、乾燥による歪みが出にくい頑丈な漆器を作っています。
縦木取りの手法を活かした、自然な風合いの茶碗や汁椀が、日常使いにおすすめです。
会津塗|丈夫な塗りと華麗な加飾、現代的なデザインをお求めの方におすすめ
会津塗は福島県会津地方で作られている漆器で、丈夫な塗りと華麗な加飾が特徴です。
また、塗り面が丈夫で熱いお湯にも強いため、日常使いにおすすめです。
会津塗は、会津絵とよばれる破魔矢と松竹梅をあわらした模様と、沈金を使用した多彩な加飾が特徴的ですが、伝統にとらわれずさまざまなデザインの漆器も開発しています。
現代の生活に寄り添った漆器として、初心者の方でも手に取りやすいでしょう。
紀州漆器|赤と黒の趣ある外見と頑丈な漆器をお求めの方におすすめ
紀州漆器は、和歌山県の黒江地区で作られている漆器で、黒江塗りとも呼ばれています。
下地に柿渋やニカワを用いているため、シンプルかつ丈夫なつくりで、普段使いにもぴったりです。
黒塗りの下地に、朱色の漆を塗ることで強度を高めるつくりになっており、古くから丈夫な日常の食器として使用されてきました。
紀州漆器にはほどよい野趣があり、普段使いには汁椀とお盆がおすすめです。
朱色と黒のコントラストは、いつもの食卓を味わい深いものにしてくれるでしょう。
越前漆器|落ち着いた光沢と上品な塗りで、派手すぎない漆器をお求めの方におすすめ
越前漆器は、古墳時代から福井県鯖江市周辺で作られている伝統工芸品です。
漆を塗り重ねた艶やかな雰囲気ですが、光沢が落ち着いているため、目立ちすぎず控えめな印象をお求めの方におすすめです。
光沢をおさえた越前漆器は、ご飯茶碗や汁椀がおすすめです。
初めて漆器を使う方でも、いつもの食卓に違和感なくなじむでしょう。
津軽塗|独特な斑点模様が魅力的で他とは違う質感の漆器をお求めの方におすすめ
津軽塗は、複雑な斑点模様が特徴的な、青森県を代表する伝統工芸品です。
漆を塗っては研ぎ、塗っては研ぎを繰り返して、40ちかくの工程と長い日数を費やして作られるため「津軽の馬鹿塗り」ともよばれています。
その馬鹿丁寧さで漆器の耐久性が増し、長く食器を使用することができるため、丈夫で個性的な漆器をお求めの方にはおすすめです。
琉球漆器|鮮やかな朱色で大陸風のデザインをお好みの方にはおすすめ
琉球漆器は、沖縄県で作られている伝統工芸品で、鮮やかな朱色や堆錦(ついきん)とよばれる立体的な加飾が特徴的です。
他の産地にはない鮮やかな色合いや、独特な大陸風のデザインが特徴的で、この漆器を使えば、普段の食卓がいつもと違う新鮮なものに感じるでしょう。
異国情緒を感じる、大陸風のスタイルを好む方にはおすすめです。
木曽漆器|錆土を活かした丈夫な弁当箱やお箸がおすすめ
木曽漆器は、長野県塩尻市でとれる錆土を活かした丈夫さが特徴的な漆器で、弁当箱やお箸など日常使いにおすすめの品がたくさんあります。
木曽漆器は漆の美しさだけでなく、地元でとれる鉄分を多く含んだ錆土を使用することで、丈夫で実用的な食器として地元の人に愛されています。
普段使いには、メンパとよばれる漆塗りの弁当箱や、木曽ヒノキの摺漆(すりうるし)の箸など、軽くて丈夫な食器がおすすめです。
小田原漆器|頑丈でモダンな木目の食器を好む方におすすめ
小田原漆器は、神奈川県小田原市で作られている漆器で、国産のケヤキを主に利用してるため、ゆがみが少なく頑丈です。
木目を活かした漆塗りが特徴的で、シンプルでモダンな食器も数多く生産されており、その頑丈さから日常使いの漆器として好まれています。
小田原漆器は、自然な木目を活かした素朴さが楽しめる、お椀やお盆がおすすめです。
普段使いや日常使いにおすすめの食器の種類
こちらでは、普段使いにおすすめの食器の種類について、具体的に解説します。
お椀|ご飯にも汁物にも使用できる
漆器のお椀は形によっては用途を限らないため、ご飯茶碗としても汁椀としても使えて便利です。
また、漆器のお椀は断熱性が高いため、熱い汁物や炊き立てのご飯でも、熱さを感じずに、安心して使用することができます。
お椀は使用頻度が高いため、見た目も機能性もすぐれている良質なものを選ぶのがおすすめです。
おちょこやぐい呑み|普段の晩酌をちょっと優雅に
おちょこやぐい呑みは、日ごろからお酒をたしなむ方におすすめです。
漆器のおちょことぐい呑みは、陶磁器にはない華やかさがあり、お酒に揺れる漆器の光沢は格別です。
食器の中に、漆絵が描かれているものを選ぶのもおすすめです。
お酒の水面に絵柄が揺れて、優雅で特別な晩酌の時間を楽しめます。
カップ|日常のカフェタイムにも使用できる
漆器のカップは、日ごろからコーヒーやお茶を飲む方におすすめです。
漆器は断熱性にすぐれているため「熱くてカップが持てない…」という心配もありません。
また、木でできている漆器は陶磁器に比べて軽く、飲み物を入れた状態でも重くなりにくいため、力の弱い方でも安心してカフェタイムを楽しむことができます。
お皿|普段の料理に使用できる
漆器のお皿は、あらゆるお料理に使用することができます。
漆器は酸性にもアルカリ性にも、アルコールにも強いので、唐揚げなどの油ものや、ドレッシングを使ったサラダも盛り付けることができます。
スーパーで買ったお惣菜を、趣深い漆器に盛り付けるだけで、いつものご飯が素敵な食卓に変化しますよ。
箸|マイ箸として外食ランチにも使用できる
漆塗りの箸は、外食の多い方やお弁当を持参している方におすすめです。
漆塗りの箸はとても口当たりがよいため、いつもの料理が各段に美味しく感じます。
オフィスで毎日コンビニのご飯を買ってしまう…という忙しい方でも、いつもの割り箸を塗り箸に替えるだけで、ランチの時間が豊かなものになるでしょう。
迷ったら輪島塗のお椀!半永久的に使用できる
ここまでさまざまな漆器を紹介してきましたが、どの漆器を試そうか迷ってしまう……という方には「輪島塗のお椀」がおすすめです。
輪島塗は数多くの漆器産地のなかでも、とくに丈夫です。
それは、作業工程に手間と時間をかけているからです。
1つの作品を作り上げるために、木を乾燥させ、木地を固め磨き上げ、布をかぶせて下地を塗り…と、完成するまでに100以上の工程を経ています。
この長い工程こそ、堅牢で優美な輪島塗の特徴なのです。
そのため「落として少し欠けてしまった」「傷がついてしまった」というときでも、塗り直したり、布で補強することで、部分的に修復することができるのです。
輪島塗は、正しくお手入れをすれば、修復を繰り返して、時代を超えて半永久的に使うことができるでしょう。
そんな輪島塗のなかでも、とくに使用頻度の高い「お椀」を選ぶのがおすすめです。
味噌汁やご飯に使用できるため「せっかく買ったのに使いどころがない……」という心配も要りません。
普段使いや日常使いする漆器の5つの選び方
ここでは、日常使いが可能な漆器の選び方を、5つご紹介します。
食器の種類や利用シーンから選ぶ
漆器は「平皿(お皿)」「お椀」「おちょこ・ぐい呑み」「カップ」「箸」など、さまざまな種類があり、食事のシーンによって選ぶ食器が異なります。
「お椀」や「箸」は、和食をメインに、一汁三菜を心がけている方におすすめです。
断熱性にすぐれた味噌汁椀には漆器が便利です。漆塗りのお箸は口当たりもよく、毎日の食事をより美味しくしてくれるでしょう。
「平皿(お皿)」と「カップ」は、ワンプレートの食事をしている方におすすめです。
漆器の平皿の上に、お気に入りのお惣菜をサッと盛り付けたら、それだけで毎日の日常が華やかになります。漆器のカップは、断熱性にすぐれ軽いため、たっぷり入った熱いコーヒーも両手で持たずに飲むことができます。
「おちょこ・ぐい呑み」は、普段からお酒をたしなむ方におすすめです。
美しい漆器が、普段のお酒をより美味しく見せてくれるでしょう。
このように、ご自分の普段の食生活にあわせて、お好みの漆器を選ぶとよいでしょう。
好きな伝統工芸品の種類から選ぶ
日本には、三大漆器と四大漆器と呼ばれる代表的な漆器があります。
その他にも、各地で生産されている漆器があるため、日本全国あわせて30種類以上もの漆器があります。
漆器を試すときは、まずは三大漆器と四大漆器から選ぶのがおすすめです。
「輪島塗」「山中塗」「会津塗」「紀州漆器」「越前漆器」など、誰もが知る漆器のブランドは、品数も豊富で品質も良く、はじめての方にも最適です。
シンプルなデザインのものを選ぶ
漆器を日常使いする場合は金を使用していないシンプルな塗りの食器がおすすめです。
漆器にはさまざまなデザインの商品があります。
漆器の特徴の1つである「蒔絵(まきえ)」や「沈金(ちんきん)」は、金の細工が美しく見た目にも華やかですが、日常使いにはちょっとハードルが高い……とお考えの方もいるでしょう。
シンプルな塗りの食器であれば、和洋中問わずさまざまなシーンで活用できるため「せっかく漆器を手に入れたのに、使いどころが分からない」と困ることもないでしょう。
ちょっとしたご褒美で買うならデザイン入りを選ぶ
漆器を「頑張った自分へのご褒美」や「大切な方へのプレゼント」として選ぶなら、華やかなデザインを選ぶとよいでしょう。
漆器はシンプルなデザインのものだけでなくさまざまな絵柄が入った作品があります。
特にぐい呑みは、自分へのご褒美やプレゼントにぴったりです。
ぐい吞みは趣向をこらした遊び心の多い作品が多いため、いつもの晩酌も華やかなものになるでしょう。
初めての漆器なら価格を抑える
漆器にはさまざまな価格のものがあり、作品を手がけた作家や工程の複雑さによって、値段が大きく変動します。
初めて漆器を購入するときは、価格を抑えた商品を選ぶか、レンタルサービスを利用するとよいでしょう。
「最初は何回も使っていたけど、時間が経つにつれ使用しなくなった……」ということはよくありますよね。
そのようなケースに備えて、事前に漆器の価格帯を調べて、比較的安価なものを購入すると安心です。
また、和食器レンタルサービス「LIFT」では、新品の輪島塗や山中塗を1ヶ月単位でレンタルできます。
いきなり購入するのは勇気がいるけれど、上質な漆器をレンタルで試してみたい方にはおすすめです。
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実は簡単!漆器の日常の使い方や普段のお手入れ方法
こちらでは、漆器の日常使いの注意点や普段のお手入れ方法について説明します。
【使用不可】
- 電子レンジ:漆が剥げる可能性があります
- 食洗器と乾燥機:木地が熱で歪む可能性あります
【使用注意】
- 冷蔵庫:庫内は乾燥しているため注意が必要です。長時間放置しなければOKです
- 直射日光:乾燥に弱いため避けましょう
- フォークナイフ:金属のものは傷がつく可能性があります。漆器のフォーク・ナイフなら問題なく使用可能です
- 熱い汁物:基本的にはOKです。ただし沸騰した直後のものを、漆器に直接注ぐのは避けましょう
【使用可能】
- 酢の物・油分:問題なくお皿に盛れます
- スポンジ:なるべく柔らかいものを使用しましょう
- 洗剤:台所の中性洗剤はOKです。塩素系は避けてください
漆器の最大の敵は乾燥で、乾燥すると漆や木がひび割れる可能性があります。そのため、乾燥をうながす電子レンジや食器乾燥器は使用しないでください。
【お手入れ方法】
- 台所用の中性洗剤を使って、やわらかいスポンジで優しく洗います
- 長時間の水へのつけおきは避けましょう
- 洗い終わったら、水滴が残らないようやわらかい布でふき取ります
- 直射日光の当たらない場所で、陰干しするとなおよいです
【保管方法】
- 直射日光にあたらない場所に保管しましょう
- 重ねたときの傷が気になる方は、布や紙をはさみます
- 長期保管する際は、極度に乾燥した場所に置くのは避けましょう
漆器は長時間の浸水と乾燥さえ避ければ、普段使いにも問題なく使用できます。
漆器はデリケートだから、失敗しないように気を付けなければ!と気負わなくても、最低限のルールを守ればちょっとのことでは壊れないので大丈夫です。
普段使いや日常使いの漆器に関するよくある質問
こちらでは、気になる普段使いや日常使いの漆器に関する質問に答えます。
漆器の値段が大幅に違う理由は?
良い漆器が高価な1つの理由としては、作業工程がとてつもなく長いからです。
輪島塗を例にとれば、木を乾燥させ、木地をつくることから始まり、100以上の工程を経て、やっと1つの作品が出来上がります。
その工程があるからこそ、丈夫で長持ちし、時代を超えて使えるのです。
反対に、素材に木ではなく合成樹脂を使用したものや、塗りの最後にだけ漆を使用したものは、作業工程が短く手間がかからないため、大量生産することで価格を安く抑えています。
良質な漆器をお求めの際は、上記の点をふまえて、昔ながらの製法を受け継いでいる産地のものを選ぶとよいでしょう。
100均の漆器と伝統工芸漆器は何が違う?
100均の漆器と伝統工芸漆器の最大の違いは、耐用年数と使用方法です。
伝統工芸漆器は、手入れをすれば半永久的に使用できる点が魅力です。
そのため、最初は高価なお値段に感じるかもしれませんが、何度も買い替える必要がないため、コストパフォーマンスもよく、サステナブルの観点からもおすすめです。
100均の漆器は、電子レンジや食洗器が使える手軽さが魅力です。
とにかく価格を安く抑えて、手入れを気にせず、手軽に使いたい方にはおすすめです。
毎日使える漆器はどれ?
毎日使用できるおすすめの漆器は「お椀」と「お箸」です。
まだ漆器を試したことがない方は、毎日のご飯とお味噌汁に使える「お椀」にチャレンジしてみるといいでしょう。
次に、お食事を毎回口に運ぶ「お箸」もぜひ試してみてください。せっかく素敵な漆器を購入しても、使い勝手が悪くて結局使っていない…となったら悲しいですよね。
漆器を日常使いするときは、使いやすく続けやすいものを選ぶとよいでしょう。
漆器は日本だけでしか使われてないの?
外国では陶磁器は「China」漆器は「Japan」と言われるほど、日本製の漆器は有名です。
しかし、漆器は日本だけでなく、ベトナムや中国でも生産されています。
漆器の歴史は古く、起源ははっきりしていませんが、日本では縄文時代から漆器が使われていたことがわかっています。
漆器を購入する際は、産地を確認してから購入するとよいでしょう。
漆器に沸騰したお湯を淹れてもいいの?
漆器は熱に比較的強いですが、極端に熱いものを注ぐのはおすすめできません。
漆器に沸騰したてのお湯など、非常に高温なものを入れると、塗りが白く変色してしまうことがあります。
こうなってしまうと、残念ながら変色は元に戻りません。
なお、弊社直営の飲食店CRAFEAT【クラフィート】では沸騰直後の麺類を、輪島塗の汁椀に日常的に入れていますが変色はしていません。
ですので、基本的には問題ないかと思いますが、心配な方は少し時間を置いて少し冷ました90℃前後のお湯を注ぐとより安心です。
漆器は割れにくい?割れないようにするには?
漆器は、陶磁器に比べて落としても割れにくく、普段使いに便利です。
しかし漆器は木でできており、急激な湿度の変化に弱いため、極端に乾燥させると、ひび割れが起きることがあります。
漆器の割れを防ぐためには、食器洗浄乾燥機の使用を避け、極端に乾燥した場所で保管しないようにしましょう。
普段使いや日常使いの漆器を使って優雅な生活を送ろう
漆器は、伝統と実用性を兼ね備えた優秀な食器です。
漆器を日常に取り入れると、今まで以上に食事の時間が優雅なものになるでしょう。
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試しに使用してみて、飽きたら送料無料で返却ができるので初めての方にも安心です。
レンタルした漆器を使い続けたい方は、5ヵ月利用し続けると無料で自分のものになりますよ。
ご自身のライフスタイルや食事のシーンにあわせて、素敵な漆器をチョイスしてみてくださいね。
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